【感想・考察】スパイダーマン:ファーフロムホーム【MCU】
28日より日本で先行上映されたマーベルシネマティックユニバース最新作「スパイダーマン:ファーフロムホーム」
私もついに鑑賞して参りました!
7月3日に観たのですが、それまでネタバレが怖くてSNSもまともに開けず…笑
今回はついにMCUにおけるフェーズ3、そしてウェーブ1のラストを飾ることとなった「スパイダーマン:ファーフロムホーム」について、個人的な感想と考察を綴っていきます!
なお、記憶を頼りにキーボードを叩いておりますので、訂正点等ありましたら、そっと教えてください…
ここから先の内容は、「スパイダーマン:ファーフロムホーム」のネタバレが含まれております!
今作の5行あらすじ
ピーター一行ヨーロッパ旅行へ、水の怪物と戦うミステリオに遭遇
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襲来するエレメンタルズに立ち向かうフューリーに強引に協力させられ、夏休み旅行を乗っ取られるピーター
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見事、エレメンタルズを撃破したミステリオにトニーの形見であるサングラス型万能デバイス「イディス」を渡してしまうピーター
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実は(というか案の定)ヴィランだったミステリオ、エレメンタルズもヒーローという事実も自作自演であり、イディスを悪用して邪魔者皆殺しを企む
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MJとのデートがきっかけでミステリオの正体を知り、ハッピーの協力を得てミステリオを撃破、ついでにMJとの恋も成就してめでたしめでたし
以上、ざっくりすぎるあらすじの紹介でした笑
既に作品を観たという方、劇中の内容は思い出していただけましたか?
まだ観てないという方、今回の記事はあくまで感想と考察の場ですので、詳しい内容が気になる場合は是非劇場での鑑賞もご検討ください…!
今作の登場人物
ピーター・パーカー/スパイダーマン
今作の主人公
特殊な蜘蛛に噛まれたことで、超人的な身体能力を手に入れた高校生
アイアンマンから譲り受けたスーツを身に付け、放課後はスパイダーマンとして活躍する
「アベンジャーズ・エンドゲーム」でサノスのスナップから生還した彼は、亡きアイアンマンを継ぐスーパーヒーローとしての周囲の期待と自身の未熟さの間で葛藤している模様
今作ではMJへの告白を成功させるべく、ヨーロッパ旅行に浮足立つ中で、ミステリオとの闘いに巻き込まれていく
クエンティン・ベック/ミステリオ
今作のメインヴィラン
エレメンタルズを倒すべく平行世界からやってきたヒーロー
「家族を失った」「あの時できなかったことを…今こそ…」などとヒーローにありがちなセリフを口にしますが、本当の正体はアイアンマンやスパイダーマンを憎む悪人
ホログラム技術とドローンを駆使し、エレメンタルズとミステリオの戦いを自作自演するほか、ピーターに幻覚を見せつけることで、窮地に追い込む
ミシェル・ジョーンズ(MJ)
今作のヒロイン
ブラックユーモアとクールな態度が印象的なピーターの同級生
ピーターに恋愛感情を抱く一方で、ピーターの怪しすぎる行動にスパイダーマンなのではと疑いの目を向ける
ネッド・リーズ
太った体型が特徴のピーターの親友
前作では「イスの男」としてピーターの補佐役を務めており、今作でもその意気込みはあるようだが、空回り気味の様子
恋仲となったベティとのデートでは、エレメンタルズの暴走に巻き込まれがち
ベティ・ブラント
金髪姿が可愛らしいピーターの同級生
前作の恋愛トークシーンでは「ソーと寝てアイアンマンと結婚し、ハルクを殺す」と豪語していた彼女だったが、モテとは無縁のネッドと恋仲に
しかしその恋はやはり短命だったようで、ニューヨークに帰国した頃には既に破局していた模様
フラッシュ・トンプソン
ピーターの同級生でナルシストないじめっ子
前作のDJパフォーマンスに続き今作では動画生配信をしているようだが、その動画がきっかけで彼らの命を救うことに
ブラッド・デイヴィス
演:レミー・ハイ
ピーターの同級生で女子憧れのスポーツイケメン
小柄な体型だったが、サノスのスナップによる消滅を免れたためにピーターたちより5歳年を重ね、顔も体型も別人に
MJに恋心を寄せており、恋敵としてピーターを意識している
ロジャー・ハリントン先生
演:マーティン・スター
ピーターたちの夏休み旅行で引率を務める学校の先生
前作の学力大会でもチーム顧問として引率を務めたが、ワシントンでは散々な目に
今回のヨーロッパ旅行では生徒を守ると意気込んでいたが、結果として前作より酷い目に遭ってしまう
デル先生
演:J・B・スムーヴ
同じくピーターたちの夏休み旅行で引率を務める学校の先生
ニック・フューリー
アベンジャーズ計画の発案者であり、世界の防衛を目的として様々なヒーローや組織とコンタクトを取っている男
ピーター同様サノスのスナップから生還し、今作ではエレメンタルズ退治のためにミステリオと行動を共にしている
ラストの衝撃シーンについては後述
マリア・ヒル
元シールドの副長官であり、元シールド長官のフューリーの右腕的存在
ピーター同様サノスのスナップから生還し、フューリー・ミステリオらの作戦に参加している
ラストの衝撃シーンについては後述
ディミトリ
演:ヌーマン・アチャル
フューリーの部下
ハッピー・ホーガン
アイアンマンの元警護担当で、ピーターの世話役
今作ではヒーローとして葛藤するピーターの背中を押し、スーツラボや戦闘に必要な情報を提供してくれた
メイとの恋の発展に期待を寄せる
メイ・パーカー
ピーターのおばで一緒に暮らす唯一の家族
前作ラストでピーターの正体を目撃してしまったが、今作ではその事実を受け入れている様子
ハッピーとの恋はひと夏限りの予定
以上、登場人物の紹介でした
皆さんはどのキャラクターが一番好きですか?
ちなみにtokonomaは、ミステリオ一択です!
衣装や設定ももちろんですが、ジェイク・ギレンホールがカッコよすぎる…笑
今作の考察ポイント
エンドゲームにおける「空白の5年間問題」の答え
「サノスのスナップによって消えていた人たちと、消滅を免れた人たちの間に生まれた5年間という時間の差はどうなってしまうのか?」
「アベンジャーズ・エンドゲーム」の鑑賞後、きっと多くの人がこの疑問を感じたのではないでしょうか?
私もその疑問に思考を巡らせていた一人で、MCUファンの友人たちと一緒に「空白の5年間問題」と勝手に呼んで議論していました笑
ファーフロムホームの劇中でエンドゲームでは説明しきれなかった背景の補填描写を期待していたわけですが、この「空白の5年間問題」については、序盤の校内放送のシーンで既に答えが提示されました。
それは「消滅を免れた人たちの5年間を無かったことにする」というものです
登場人物紹介のブラッド・デイヴィスの項目でも触れましたが、彼はスナップによる消滅を免れたので、消滅していたピーターたちより5歳年を重ねていることになります
この答えに照らし合わせると、ブラッドはその5年間を無かったことにして、ピーターたちと同学年として学び直すことになりますし、実際劇中でもそのように物語が進んでいました
あくまでピーターの学校の中での答えなので、他の舞台では別の答えが出されている可能性はありますが、今作がフェーズ3最終作ということと、脚本制作の利便性を考慮すると、「消滅を免れた人たちの5年間を無かったことにする」というルールのもと、今後の作品も制作されていくことになるでしょう
「アイアンマン」のいない世界
次に世界が大きく変化した要素として、「アイアンマンが死亡した」という点が挙げられます。
今作劇中ではヨーロッパを中心に各国の情景が描写されるわけですが、アイアンマンに対する哀悼の壁画が多く映っており、ニューヨークでもピーターが壁画を見て、ため息をつくシーンがあります
そういった舞台背景もピーターに心理的重圧をかけ、トニースタークへ反感を抱いていたベックたちがミステリオを生み出すきっかけにもなっていたと考えられます
このように「アイアンマンの偉大なる死」は善良な人々の心の中では希望として輝き続けると同時に、スタークを憎む悪しき人々に永遠の絶望を突き付けることになるはずです
そういった悪しき人たちが新たなヴィラン予備軍であり、アイアンマンの姿を背負うスパイダーマンに対しても、逆恨みの如く襲い掛かるでしょう
シニスターシックスのようなヴィランチームが結成する絶好のタイミングになりそうですね笑
逆に、偉大なヒーローが必要とされる時代にもなったということになります
今まで息を潜めていたミュータントや超人たちが、X-MENや他のヒーローとして生まれ変わるには十分な土俵が準備されたと思っています
今後のMCUの展開はわかりませんが、一つ言えることは、「アイアンマンの偉大なる死」は我々観客に溢れ出る感動の涙を与えただけでなく、MCU世界にも大きな変化をもたらしたということです
ピーターから見えるトニーの姿
今作ではスパイダーマンとアイアンマンが重なるような描写が多く見受けられ、ピーターの見据える先には常にトニー・スタークがいました
具体的に挙げていきます
「アイアンスパイダーマンスーツを着て、ファンや記者から質問攻めに遭うピーターのシーン」
これは明らかにアイアンマン第一作目の名シーン「I am Ironman.」との対比です
トニーはきっぱりと自分の正体を明かしヒーローとして活動することを宣言しましたが、ピーターにはそれができませんでした
「ピーターの泊まるホテルにフューリーが突然現れる」
同じくアイアンマン第一作目のラスト、薄暗いトニーの邸宅でフューリーが待ち構えており、トニーにアベンジャーズ計画を持ち寄るシーンがあります
今作でも場所は違えどシチュエーションはかなり近く、当人がアベンジャーズ入りを拒むという展開まで同じです
深い意味は無いでしょうが、個人的にここもピーターとトニーが重なるシーンでした
「ピーターがバスにてトニーの形見であるサングラスをかけるシーン」
ここはMCUファンなら予告で驚いたシーンではないでしょうか
これまでの抽象的なトニーの存在が、形見のサングラスとなってより具体的な存在に代わるシーン
そして、その意味をはき違えたピーターは、ミステリオにサングラスを渡してしまうのです
「落ち込むピーターのもとにミステリオが寄り添うシーン」
前作のスパイダーマンとヴァルチャーの初対面の後、びしょ濡れのピーターに向かい合うようにアイアンマンがホバリングしているシーン、覚えているでしょうか?
今作の建物の屋根の上で座って肩を落とすピーターに向かい合うようにミステリオが浮遊しているシーン、自分の中では完全一致して見えていました笑
構図としては失敗した弟子(ピーター)を諭す師(アイアンマン/ミステリオ)といったところでしょうか?
アイアンマンは中身が本人不在のうえ、そっけない対応で上空に飛び立ってしまいます
ミステリオは隣に座って優しく声をかけてくれますが、結局このミステリオもホログラム技術を利用した偽物でした
ピーター可哀そう…笑
「ピーターがスーツを制作するシーン」
ミステリオとの最終決戦に向けてピーターがジェット機のラボでスーツを制作するシーン
ホログラムを用いた電子設計図が、トニーが使っていたものと酷似しています
原作だとピーターは自分でスパイダーマンスーツを制作していました
MCUではホームカミングスーツを除きトニーが制作していましたが、今作でついにピーター自身が手掛けることとなりました
個人的に高校生がいきなりハイテクスーツを制作するのはリアリティに欠けると思うので、過去MCU4作品の出演を経て自作スーツを制作する流れは、正解だったのではないかと感じています
また、スーツを制作しているピーターを見て、ハッピーが微笑んでいましたが、きっと亡きトニースタークの姿を重ねていたことでしょう
このように今作はトニー・スタークの存在感が色濃く出ており、ピーターの行動と対比させることで、ヒーローとしての葛藤や成長を描き出しています
新しいスパイダーマンスーツ
スパイダーマンの大きな特徴の一つが、たくさんの種類が存在するスパイダーマンスーツ
MCUでは、すでに「ホームカミングスーツ」「ノーマルスーツ」「アイアンスパイダースーツ」の3つが登場している中、今作では新たに「ステルススーツ」「ファーフロムホームスーツ」2つのスーツが登場しました
このままスパイダーマンが出演作品を重ねれば、もっとたくさんのスーツがスクリーンに登場するかもしれません
ヒロインとの恋愛模様
前作のヒロインはリズでしたが、スパイダーマンの活躍により父親エイドリアンの悪事がバレてしまい、何も知らなかったリズもピーターの元を去ります
今作ではMJが新たなヒロインとなり、ピーターとの関係性を築いていくことになります
旅行道中でのピーターとMJの付かず離れずの掛け合いは、まるでラブコメのようにキュンキュンしてしまいましたね笑
そういった、ヒーローでありながら高校生としての等身大の姿が、スパイダーマンが作品として我々に支持されている要因でもあるように思います
個人的に心に残ったのは、MJへの告白のプレゼントであるガラスのペンダントを、ピーターがハッピーに託すシーン
前作のラストで、トニーから託されていた婚約指輪を、ハッピーが本人へ返すシーンがあったのを覚えているでしょうか
今作での当該シーンもおそらくこのトニーとハッピーのやり取りを意識して撮影されたものと推測できます
先ほど、ピーターとトニーの重なるシーンが多くあると説明しましたが、ヒロインとの恋愛模様でも例外ではないようです
またピーターの恋人となったMJは、スパイダーマンの正体を知る数少ない一人です
今後のスパイダーマンシリーズでも、重要なポジションを担うこととなるでしょう
新たな脅威「ミステリオ」
今作のメインヴィランである「ミステリオ」ことクエンティン・ベック
彼の見事な策略により、スパイダーマンだけでなくフューリーらまでも、エレメンタルズとミステリオの存在を信じ込んでしまいます
そして我々MCUファンも、「マルチーバースから来た」という言葉に様々な推測をしていましたが、結局のところ真実ではありませんでした
彼が作り出した怪物「エレメンタルズ」は、架空のものでしたが、原作では実在する敵としてヒーローたちと戦っています
ベックからの説明では、ブラックホールからやってきた火・水・土・風の4元素から成る怪物集団で、彼のいた世界線の地球は壊滅してしまったというものでした
劇中ではこれ以上の詳しい触れ込みはありませんでしたが、原作ではそれぞれ「ゼファー」「マグナム」「ハイドロン」「ヘルファイア」と呼ばれており、今作ではそれらが合体したMCUオリジナルのエレメンタルズも登場しています
ゼファーに関しては劇中序盤で既にミステリオに撃破されており、スクリーンへの登場はありませんでした
エレメンタルズとミステリオの激闘は全て自作自演だったわけですが、あまりにリアリティのあるこの演出を実現したのは、ベックが自ら開発したホログラムシステムでした
このシステムは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でも登場しており、トニーが講演にて使用しています
トニーはこのシステムを「6億1100万ドルもかかったセラピーマシン」と軽視し、「BURF(英語でゲロの意)」と呼んでいました
この出来事がベックがミステリオとなる大きな動機となります
他にもドローン制作や脚本作りなど専門性に長けたアイアンマンを憎む人たちが集まり、ベックの指揮のもと今回の事件が起きることとなるのです
ミステリオの衣装についても、個人的にかなり完成度の高いものだと思っています
というのも、ヒーローとして作り出されたミステリオの衣装は、華麗なマントに重厚感のあるグローブとスーツ、そして謎めいた球体ヘルメット
劇中でも触れられていたようにまるでソーとアイアンマンを足したような、少年心をくすぐるデザインとなっております
しかし、実際にベックが身に付けていたものは、CGタイツにホログラム操作のためのタッチパネルデバイスとヘルメット
ヒーロー衣装の力強さとはかけ離れた陳腐なもので、ベック自身の二面性を表していると言えるでしょう
ヒーロー版とヴィラン版、どちらの衣装も原作のミステリオの特徴を踏襲したものであり、前作のヴァルチャー同様ものすごく上手に実写化したなという印象です
余談ですが、フューリーの作戦に参加していた「ディミトリ」という男
原作だと「カメレオン」という変装を得意とするヴィランなのですが、こちらもミスリードのための配役だったようです
デイリー・ビューグルの登場
ラストのミステリオの撮影映像によりスパイダーマンの正体がバラされてしまうシーン
街頭モニターでスパイダーマンを激しく非難していた髭の男性は「J・ジョナ・ジェイムソン」
彼は「デイリー・ビューグル」というタブロイド誌の発行責任者であり、原作では徹底的にスパイダーマンを叩くことで有名
今作で彼の役を演じたのは「J・K・シモンズ」であり、トビー・マグワイア版のスパイダーマンでも同名の役を演じていました
原作だとピーターはデイリービューグル社にカメラマンとして入社することになるのですが、MCUでもその可能性が見えてきましたね
衝撃のポストクレジットシーン
今作で皆が最も衝撃を受けたであろうシーンとなったポストクレジット
車を運転するニック・フューリーと助手席のマリア・ヒルが、スクラルの擬態した姿だったというもので、これはつまり、スパイダーマンやミステリオと一緒にいたときから本物と入れ替わっていたことになります
スクラルについては、「キャプテン・マーベル」の劇中で詳しく描写されていますので、鑑賞がまだという方は是非観てみてください
このシーンでは2つの大きな疑問が浮かび上がってきます
「本物のマリア・ヒルはどこにいるのか?」
フューリーにはタロス、ヒルにはソレンが擬態していたようで、タロスが本物のフューリーに電話で報告する様子が見られます
本物のフューリーはスクラルの宇宙船にいるようですが、ヒルはいったいどこにいるのでしょうか?
フューリーと一緒にスクラルの宇宙船にいるのか?もしくは他の任務のために単独で動いているのでしょうか?
「フューリーたちは何を目的としていつ入れ替わったのか?」
タロスがフューリーに対して「アベンジャーズのことを良く知らない」という旨の発言をしていましたが、このことから入れ替わったのはごく最近ということになります
「キャプテン・マーベル」の劇中ではクリーの侵略から逃れるために、ライトスピードエンジンを手に入れ、わざわざ遠くの星まで移動したわけですが、近年スクラルとフューリーの間で直接的なコンタクトがあったことも予想できます
また、本物のフューリーがスクラルたちに「仕事に取り掛かれ」と発言していましたが、仕事とはいったい何のことでしょうか?
アベンジャーズがスクラルと入れ替わる「シークレットインベーション」など、原作にはスクラルを題材としたストーリーがたくさん存在します
今後、MCUの世界でもスクラルが大きな事件をもたらすかもしれません
まとめ
今作がMCU版スパイダーマン第二作目となりますが、「2は駄作」という定説に全く当てはまらない作品だったと思います
ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーもそうでしたが、第一作目を超える面白さでした
MCU映画の魅力は「リアリティの高さ」につきるというのが個人的持論です
ジョン・ワッツ監督の作るスパイダーマンは、そういった点でものすごく丁寧に作られているなと感じましたし、今作を鑑賞してMCUの中でスパイダーマンが一番好きなシリーズになりました
以前は「ファーフロムホームを最後にMCUからスパイダーマンが離脱」と言われていましたが、今作を見る限りそうでもないようです
今後のスパイダーマンの活躍がますます楽しみですね